編集を担当しました。あやとりはまったく日本のものではなかった。世界中で、主に文字をもたない人びとが、歌や踊りと同じように伝えてきた文化だったのです。表紙写真は、エチオピア南西部、カロの少年が取る「魚の網」。本書では、ほかにもナウルやパプアニューギニアからラパヌイ(イースター島)に至る広大な南太平洋の島々、オーストラリア・アボリジニ、南北アメリカの先住民、イヌイット、アフリカ、日本などの名作あやとりをすばらしい写真や図版で紹介し、世界を一周します。国際あやとり協会のシシドユキオさんが書いてくれて解説からは、あやとりと人間とのさまざまな結びつきが伝わってきます。あやとりは国際親善にもってこい。海外旅行には、日本の名作あやとり「お守り」を覚えて行こう!
世界あやとり紀行…精霊の遊戯展
http://event.telescoweb.com/node/5969
目次:
- 世界あやとり紀行…ナビゲーション:シシドユキオ、写真:田淵暁、Will Wirtほか、イラスト:七字由布
- オセアニア
- 天の川…こぶた…人食い鬼…カソワリの罠(やってみよう)…パプアニューギニアのあやとり…ウミヘビ…赤ん坊が生まれる…たつまき…アボリジニのあやとり…サンゴ…ひょうたん…エイゲメアング…ナウルのあやとり…伝説の精霊クハとラチ…ラパヌイのあやとり…マウイ四兄弟…マオリのあやとり
- 文字のない社会とあやとり
- 極北圏
- 耳の大きな犬…山並みまたはオイルランプ…山間の月…白鳥…極北圏のあやとり
- 北アメリカ
- ナバホの蝶(やってみよう)…ナバホのあやとり…テントの幕またはナバホの敷物…赤ん坊占い(やってみよう)
- 南アメリカ
- 火山…コウモリの群れ…ブラジルのあやとり…ガイアナのあやとり…ペルーのあやとり
- アフリカ
- 木琴…集会場…鳥の巣…エチオピアのあやとり
- アジア
- インドのあやとり…中国のあやとり…お守り(やってみよう)
- オセアニア
- 野口廣「あやとりとともに」
- マーク・A・シャーマン「ISFA、国際あやとり協会の活動と成果」
- 参考文献
発行: INAX出版
企画: INAXギャラリー企画委員会
編集: 建築・都市ワークショップ(今藤啓)+石黒知子
AD: 祖父江慎
デザイン: 吉岡秀典(コズフィッシュ)
印刷: 凸版印刷
