展覧会に行ってきた:ムサビと絵本 絵本の表現

cover of 展覧会に行ってきた:ムサビと絵本 絵本の表現長谷川集平
発行・発売: ブッキング
年:
ASIN: 4835440587
製本: 大型本
価格: ¥ 1,680 JPY

建築学科4年、課題講評のため、金、土と二日続けて武蔵野美術大学に出掛けるはめに。すこし時間が空いたので気になっていた展覧会「ムサビと絵本 絵本の表現」を二日続けて観た。ついでだったのだが、これがすごい。8作家(佐野洋子、片山健、大竹伸朗ら)、それぞれ一冊分(長谷川集平は4冊分)すべてのページの原画が展示されている。原画のテクニックは水彩あり、墨汁あり、テンペラあり、サインペンあり、と多様で、さらに印刷原稿として入稿時の指定紙まで展示されているから、すごいのである。絵本の頁構成(意外な展開やアングルの飛躍などなど)のテクニックだけでなく、本づくりのテクニックまでご開帳されているのだから、学生、作家だけではなく、本づくりのデザイナーにもうれしい展覧会である。
ぼくは長谷川集平のテクニックやストーリーに脱帽した。絵本そのものの(膨大な)展示もあり(リリー・フランキーの『おでんくん』まである、会場で閲覧も可能。
こんなにも多士済々な絵本作家を輩出してきたムサビの陰には、地道に絵本のコレクションを続けてきた美術資料館の教育的効果があったのですよね。(必ずしも卒業した者だけではないが…)脱帽。
美しいカタログ1000円(学内者500円)はやすい。
イベント情報:
http://event.telescoweb.com/node/6858